中古物件の売却成功のカギは「ホームステージング」！そのメリットと当社の事例をご紹介

ホームステージングとは！？

「ホームステージング」という言葉を聞いたことはありますか？

簡単に言えば、「物件をモデルルームのように演出する販売戦略」です。

具体的には、家具やインテリアを一時的に設置し、リビングや寝室などの空間を生活感のある「住んだときのイメージが湧く空間」に作り変えます。

これにより、購入希望者に「ここに住んでみたい！」という感情を抱かせる効果が生まれます。

日本ではまだ新しい取り組みと思われがちですが、アメリカやヨーロッパでは中古物件の売却時に欠かせない手法としてよく取り入れられています。

ホームステージングを行うメリット

上の写真は当社で行ったホームステージングの写真です。

イメージがとても変るのがお分かりいただけるのではないでしょうか？

具体的にホームステージングをするとどのようなメリットがあるのか？をご説明します。

１．写真映えするので、お問い合わせが増える

鹿児島では、物件購入希望者はインターネットのポータルサイト（スーモやアットホーム）で探すのが一般的になってきています。

そのポータルサイトでの広告写真の良し悪しで、内覧希望者の数が変わってきます。

ホームステージングを行えば、まるでモデルルームのように整った写真を撮影することができます。

リビングにソファがあり、ダイニングテーブルにはおしゃれな食器が並んでいる写真は、「ここに住んだらどんな暮らしができるだろう？」というイメージを内覧希望者に沸かせることが出来ます。

一方、空室のままの物件では、広さが分かりにくいだけでなく、どこか冷たい印象を与えてしまうため、ポータルサイトの写真を見たときにスルーされてしまいがちです。

ホームステージング後の広告写真は、クリック率が向上し、問い合わせ数が増える傾向にあります。

２．内覧者が生活をイメージしやすくなり、成約率が上がる

物件を「買う」か「買わない」かを決める最大のポイントは、内覧者が「ここに住みたい」と思うかどうかです。

しかし、何もない空室の状態では、部屋の広さや使い勝手が分かりづらく、内覧者の「住んだときの生活イメージ」がつかみにくいのが現実です。

たとえば、リビングの広さを体感できず、「家具を置いたら狭く感じそう...」と思われてしまうこともあります。

そこで、ホームステージングの出番です。

ソファ、ダイニングテーブル、ベッド、観葉植物などを設置することで、生活シーンをリアルに再現。

これにより、内覧者は「この部屋で暮らしたら、こんな感じになるのか！」と具体的な暮らしのイメージを持つことができるようになります。

この「暮らしのイメージ」が沸くと、「この家に住みたい！」という感情が強くなり、成約率がグッと高まるのです。

３．物件のイメージが上がり、高値で早期に売却できる可能性が高まる

中古物件は、空室のままだと「寂しい」「古い」「汚れている」といったマイナスの印象を与えてしまうことがあります。

その結果、内覧者からは「値引き交渉の材料」にされがちです。

しかし、ホームステージングを行うことで、家具やインテリアが配置された「おしゃれなモデルルーム」のような雰囲気に変わります。

これにより、物件自体の印象が大きくアップし、「高級感」や「清潔感」が生まれます。

物件の印象が良くなると、買い手は「他の人に取られたくない」と考えるため、高い価格でも購入を決断する可能性が高まります。

また、価格交渉の回数も減少するため、売主様の希望価格に近い形での売却が実現しやすくなります。

さらに、早期売却につながる効果もあります。

ポータルサイトで目立ち、問い合わせが増え、内覧者の印象が良くなる。

これにより、売却スピードが早まりやすくなります。