賃貸経営に必要な「テナントリテンション」とは。
賃貸経営で、最近注目されている「テナントリテンション」という考え方について説明します。
テナントリテンションとは
テナントリテンションとは、入居者に永く住んでもらう努力や工夫の事です。テナント=賃借人(入居者)、リテンション=保持という意味です。
入居者が退去する理由はさまざまあります。
遠方への「転勤」や「転職」での退去は防げないかもしれませんが、「オーナーや管理会社の対応が悪い」「クレーム処理が遅い」「共用部が汚い」等のネガティブな退去は減らせる可能性があります。
防げる退去を無くす為に行う努力や工夫を「テナントリテンション」といいます。
テナントリテンションが必要な理由
「テナントリテンション」という言葉を最近耳にするようになりました。
鹿児島市でも昔は、空室が出ても募集をすればすぐに入居者が見つかる時代でした。
それが近年の新築賃貸マンションの建設ラッシュにより、1度空室になったら空室期間が長く、なかなか決まりにくくなってきています。
また、原状回復時の費用も国土交通省のガイドラインや判例により、オーナー様の負担が増えてきています。
退去者が出る⇒空室期間の長期化・現状回復費の増加⇒オーナーの負担増
出来るだけ退去者が出るのを減らしたいですよね!それを実現させるのが、「テナントリテンション」です。
テナントリテンションについて考えてみよう!
「テナントリテンション」って、なんか横文字だし難しそう、、、
そんなイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、無意識に実行されていらっしゃるオーナー様も少なくありません。
・クレームがあったら素早く対応する
・定期清掃を入れて共用部分がいつも清潔な状態にする
というのもテナントリテンションの1つです。
これは「①入居者が気持ちよく住める環境を整える」テナントリテンションですね!
他にも「②退去しようとするきっかけを作らない」テナントリテンションがあります。
キーワードは
「①入居者が気持ちよく住める環境を整える」
「②退去しようとするきっかけを作らない」
です。どうすれば入居者に永く住んで頂けるか!一度考えてみてはいかがでしょうか?
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