不動産売却でのよくある失敗パターン4つ!失敗しないように、失敗例から学ぼう!
不動産売却には、いろいろな失敗のパターンがあります。
その中でもよくある失敗のパターンを4つとその対策をご紹介致します。
不動産売却では大きなお金が動くことが多く、
失敗してしまうと数百万円も手残り額が変わることも少なくありません。
失敗例から学び、不動産売却の成功を目指しましょう。
パターン① 時間がなくて買い叩かれる
時間がなくて不動産の売却を焦ってしまい、安く売ってしまった!
そんな失敗をする人は少なくありません。
・〇〇までにお金が必要だ!
・〇〇までに売れないと、税金が高額になる
・〇〇までに売れないと、競売になってしまう
不動産は、相場並みの価格で売却しようと思うと
通常3カ月~6カ月程度、運が悪いと1年も時間がかかることもあります。
売却をしなければいけない期限がせまると
相場より安くしなければ売れなかったり
価格交渉で不利になったりする為、どうしても手残り額が減ってしまいます。
短期で売却しないといけなくて、安く売ることを「売り急ぎ」とも言います。
「売り急ぎ」をしなくても良いように、売却活動には余裕をもって行いましょう!
【対策】
・早めに売却の相談を行い、余裕をもって売却計画を立てる
パターン② 不動産業者の査定ミス
意外にあるのが、不動産業者が査定ミスするパターンです。
不動産広告を見ているとなんかこの物件安いなーと思うことがあります。
その物件を取り扱ってる不動産屋に問合せてみると
営業マン「ちょっと査定をミスってしまい、めっちゃ問合せ来てます汗」
って言われることが結構あります。
査定ミスには、査定する営業マンのスキル不足や調査不足が多い為
数社に査定を依頼し、査定の根拠をしっかり説明してもらうことで解決出来ます。
【対策】
・人が良さそうだからといって1社だけに絞らず、複数社に査定を依頼する。
・査定の根拠を説明してもらう
パターン③ 不動産業者に騙される
鹿児島では、いわゆる「悪徳不動産屋」は少ないと言われています。
ただ、自分の利益の為に、「安く売らせよう」「安く買取ろう」とする不動産業者や営業マンは多く存在します。
そういう不動産業者や営業マンは、安く買取りする為に、うそをついたり、物件の欠点を大げさに言ってきたりします。
不動産業者や営業マンは、一見誠実そうに見えるの人が多いです。
「安く売らせよう」「安く買取ろう」としているのかどうか、見分けるのは難しいと思います。
複数の不動産屋に相談し、誠実そうな営業マンを探したり、
自分で相場を調べてみるのも騙されないコツの1つです。
【対策】
・複数の不動産屋に相談し、誠実そうな営業マンを探す。
・自分でも相場を調べてみる
パターン④ 税金の支払いが高額になる(控除期間をすぎてしまう)
不動産を売却し利益がでたら、原則、税金(譲渡所得税・住民税)がかかります。
ただし、所有者が住んでいる(住んでいた)家や土地を売却した場合は、
「3000万円の特別控除の特例」…利益が3000万円までは税金がかからない制度 が使えます。
他にも「特定のマイホームを買い換えたときの特例」等があります。
「3000万円の特別控除の特例」や「特定のマイホームを買い換えたときの特例」には、使える期限があり「以前に住んでいた家屋や敷地等の場合には、住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること。」
となっています。
期間を過ぎてしまうと、最大600万円程度の税金がかかります。
「3000万円の特別控除の特例」や「特定のマイホームを買い換えたときの特例」の対象の方は、期限内に売却することで、大きな節税になることが多いです。
他社で売却されたお客様から
「〇〇までに売れば、税金払わなくて良かったの!?」
「そんなこと、□□不動産は教えてくれなかった!」
という話をよく聞きます。
※実際、鹿児島でも税金の知識が乏しい不動産営業マンも多いです。
最大600万円程度と、手取り額が大きく変わるので必ず確認しましょう!
【対策】
・不動産の売却で、利益が出るか確認する
(買った金額より安く売っても、利益が出てると見なされることがあるので注意)
・3000万円の特別控除が使えるか確認する
・3000万円の特別控除が使えるなら、早めに売却相談や売却活動を始める
・税金の知識がある不動産業者(営業マン)に売却の相談をする
まとめ
不動産の売却の失敗事例と対策をご説明しました。
不動産売却は、失敗すると大きなお金を損してしまいます。
この記事を参考に、失敗から対策を学び、不動産の売却を成功を勝ち取って頂ければ
嬉しく思います。
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