鹿児島市の古家付き土地の売却、売り方変えたら手取額が150万円増えた話
築40年を超えた古い家とその土地を売却する際、
現状のまま売却した方が良いのか、解体して売却した方がいいのか
悩まれている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、鹿児島市紫原に所在する築50年の古家付きの土地の売却で、
売却方法を変えることで手取額が150万円も増加した事例をご紹介いたします。
建物を解体しないと売れない!?
不動産を相続されたAさんは、鹿児島市紫原にある築50年の古い建物とその土地の売却を
鹿児島市の大手不動産会社に相談をしました。
大手不動産会社の提案は、建物が使用不可能な状態であるため、
「建物を解体してから売ることをお勧めします」というものでした。
この提案には解体費用がかかる見込みで、その見積もりは約150万円でした。
建物も喜んで使ってくれる人とは。
当社にも同様の相談が寄せられました。
Aさんのお話を聞くと、売却のスピードよりも手取額を増やすことを優先したいとのことでした。
建物は築50年で、相当の傷みがあるものの、
雨漏りやシロアリの被害はなく、あと10年ほどは使用可能そうです。
当社では、建物を解体せずに使ってくれる買い手を見つけましょうと提案しました。
この物件には下記の需要が見込めそうです。
1. DIYが好きな個人
2. 古い家をDIYし賃貸収入を得るボロ戸建て投資家
3. 倉庫として使用したい事業者
提案スケジュールとして、
・最初の半年間で上記の3つのプロフィールに合う買い手を探す
・手ごたえが無かった場合は、解体更地渡しの売地として募集を検討する
という流れを提案しました。
Aさんにもご納得頂き、当社のプランでの販売活動がスタートしました。
解体しなくても売却できた!
売却をスタートして2か月目、買い手が見つかりました。
隣地に住む方の20代の息子さんが、実家から独立するために
この物件を購入されました。
DIYが好きでちょこちょこメンテナンスをしながら生活し、
将来的には結婚時に新築を建てる計画を持っているそうです。
建物を利用してくれる買主が見つかったことで、Aさんは建物解体に必要な150万円を支払う必要がなくなりました。
結果、手取額が150万円増加することとなり、Aさんにも大変喜んで頂きました。
古家付き土地(古い建物がある土地)の売却で、少しでも手残り額を増やしたい方は
「建物付きで売却活動を始めること」で解体費用を節約出来ることがあります。
解体費用も年々高騰してきています。
「雨漏りをしていない」「シロアリの被害がない」場合は、
まずは建物付きで売却が出来ないかを検討してみましょう!
関連した記事を読む
- 2024/08/13
- 2024/08/10
- 2024/07/28
- 2024/07/27